岡庭あこ先生の作品紹介
今回は、おうちキャンパスの講師としてご活躍中の岡庭あこ先生の作品をご紹介いたします。岡庭あこ先生は、サロン・ド・プランタン賞、台東区長賞、銀座中央ギャラリー公募展入選など輝かしい実績をお持ちの若手実力派の作家さんです。藝大卒業後は、作家として日本画制作をしておられ、岩絵具と和紙を用いた絵を描いているそうです。岡庭あこ先生の作品は、繊細な色彩感覚と、対象に対する静かな眼差しが感じられるように思います。先生の素晴らしい作品群をぜひご覧ください。
サロン・ド・プランタン賞とは、東京藝術大学美術学部の卒業・修了制作展において、各専攻内で特に優秀な成績を収めた作品に授与される学内賞です。事実上の「首席」や「最優秀賞」に相当する名誉ある賞として位置づけられています。
「在り処」
ソファに座っている人物の表情が控えめに描かれていることで、見る側がその状況を自由に想像できる余地が残されており、とても引き込まれます。青と緑を基調とした寒色系の色彩が、画面全体に静かで落ち着いた雰囲気を与えています。鏡に映る何かや、ソファに置かれた青い服など、質感や配置も気になり、ずっと見ていたくなるような作品です。
鉛筆による繊細な輪郭線と、淡い水彩の滲みが調和した作品です。 岩の質感や水面の揺らぎを、最小限の色数で表現する「引き算の美学」を感じます。特に、岩の硬質な面と、水面の柔らかい反射の対比が巧みです。
鮮やかなピンクと紫のコントラストが目を引く、生命力に溢れた作品です。 水彩絵具の特性である「透明感」と「重なり」を最大限に活かしています。特に花びらの重なり部分の色の深みや、光が透過する様子が見事に表現されています。手数の少ない箇所(下書きの線)が残されていることで、かえって花の成長のプロセスや、描いている時の息遣いを感じさせるようなライブ感があります。
岡庭あこ先生、素晴らしい作品を見せていただき、ありがとうございました。岡庭あこ先生の作品からは、対象を観察する冷静な眼差しと色に対する直感的な感性が伝わってきます。描写の中に独自の空気感や情感も感じられ、今後さらに表現の幅が広がっていくのではないかと非常に楽しみです。
岡庭あこ先生は、ご自身の絵を描いてきた経験や技術を活かし、「生徒さんが充実した楽しい制作を行えるようお手伝いしたい」と指導にも意欲的です。
岡庭あこ先生に絵を描いて欲しい!という方は、おうちキャンパスへご相談ください。
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